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婦人科

診療内容

  • 婦人科一般外来
  • 婦人科手術
  • 子宮がん・乳がん検診
  • 更年期外来
  • 不妊症
  • 骨粗鬆症外来
  • ブライダル・プレママドック

不妊症

不妊治療はいくつもあり、不妊の原因などによって治療内容も変わってきます。当院で行っている代表的なものをご案内致します。

タイミング療法

一般的に最初に用いられる治療方法になります。基礎体温の状態、卵胞の大きさ、尿中LHの量などから排卵日を特定し、その日に夫婦生活を営んでもらう事で自然に妊娠をすることを目指します。自然妊娠でのタイミング法の経過をみて、次に、排卵誘発剤等を使ってのタイミング法を行うなど少しづつステップアップしていきます。

緊急避妊・避妊

緊急避妊(アフターピル)

コンドームが外れた・破れた、コンドームを使わずにセックスをしてしまった、など、妊娠する可能性が高い性交渉があった場合72時間以内なら緊急避妊が可能です。72時間以内に薬(ピル)を服用することで、望まない妊娠のリスクを下げます。ただし、避妊効果は81%といわれていますので、緊急避妊を行っても妊娠する場合があります。

避妊

主に28日型を中心とした低用量ピルを服用して頂くことで避妊を行うことが出来ます。ピルの成分は卵巣から分泌される卵胞ホルモンと黄体ホルモンで、排卵を抑える、子宮内膜を妊娠しにくい状態にする、頚管粘液を精子が子宮に入りにくい状態にするなどの作用があります。正しく服用した場合ほぼ100%の効果があるといわれています。子宮内避妊具(IUD)も扱っています。

人工妊娠中絶

人工妊娠中絶は、何らかの理由で妊娠が継続できない場合に、手術によって妊娠を中断するものです。人工妊娠中絶ができるのは妊娠21週6日までで、妊娠22週0日を過ぎた場合、いかなる理由があっても中絶はできません。中絶手術を行うためには、同意書のサインが必要になります。当医院では、妊娠11週までの人工中絶を扱っています。

当院の人工妊娠中絶について

当院では、人工妊娠中絶について、MVA=手動真空吸引法という新しい方法で行っています。これまでのような掻爬と言う子宮内操作を行うことなく、手動式の吸引器で行うため、手術を受ける方の負担が軽く、麻酔も頚管ブロックと言う、子宮のみに麻酔を効かせる局所麻酔で十分で、これまでのような意識を失わせるような全身麻酔の必要がありません。従って帰宅時間が早くなります。全身麻酔ですと意識がはっきりするまで4時間くいらい院内にとどまる必要がありますが、当院では局所麻酔によるMVAを行うため術後1時間で、帰宅することができます。
局所麻酔、MVA中ほとんど痛くありません。不安を感じている方には、安定剤や痛み止めの静脈注射を併用することもあります。

ブライダル・プレママチェック
(結婚・妊娠前の健康チェック)

結婚や妊娠前に大切な検査があります。

  • 1. 血液型(ABO・RH)
     自分の正確な血液型を知っておくことは基本
  • 2. 貧血検査及び、その他血液検査(甲状腺・プロラクチン)
     貧血は万病のもと、月経のある女性は気づかぬうちに貧血となっていることがある。
     女性には甲状腺・プロラクチン異常がしばしばみられます。
  • 3. 各種抗体検査
    風疹抗体:
    胎児の先天性風疹症候群の予防に大切。
    抗体がないか低ければワクチンを打ちます。
    麻疹抗体:
    抗体がなければワクチンを打ちます。
  • 4. 各種感染症検査
     クラミジア、梅毒、B型肝炎、C型肝炎、淋菌、トリコモナス、HIVなど。感染があれば即治療を。
  • 5. 子宮頸がん検査
     若年化し、20歳代後半から30歳代にかけて最も多い。
  • 6. 超音波による子宮・卵巣検査
     子宮筋腫、子宮内膜症、卵巣嚢腫などの検査。子宮内膜症は若年化し増加しています。不妊症の原因にもなります。

料金

1~6項目で 合計¥30,000- (税込)

  • 7. その他以下のような結婚や妊娠前に大切な検査があります。
     ①基礎体温:基礎体温表、婦人体温計、基礎体温表の記録の仕方の相談は別料金。
     ②内科的血液検査(肝・腎機能)、心電図、乳房検査
    ※これらは一般健康管理として、ご自身で内科などの他の医療機関で検査して下さい。

妊娠前の検査で特に大切なこと(オプション)

上記の検査は皆大切な事柄ですが、私の経験上妊娠前にぜひ受けておいた方が良いと思われる検査についてお話しします。
それは、サイトメガロウイルス抗体、トキソプラズマ抗体、パルボウイルス(リンゴ病)抗体です。

妊娠との関連で、風疹のように、注目されていませんが、妊娠中の検査で抗体陽性である事が分かり、妊娠中に感染したのか、妊娠前に感染して既に抗体を持っていたのかがわからず、胎児への影響が心配で中絶をせざるを得ない事があります。
感染が妊娠前か、妊娠中かを区別する検査はいくつかありますが、それでも判定を確定する事が難しい事があります。妊娠前に検査をして、既に抗体陽性(抗体を持っている)を確認しておけば、心配がいりません。

例えば
1.サイトメガロウイルス感染は、軽い風邪症状が出る事があり、念の為、サイトメガロウイルス抗体を調べたところ、陽性であった場合、妊娠中の感染であると、胎児に脳性麻痺、難聴、小頭症などを起こす事があります。

2.トキソプラズマ抗体は妊娠初期に必ず検査しますが、抗体陽性の場合、妊娠中の感染であると胎児に脳内石灰化、失明、精神発達遅延などを起こす可能性があります。治療はかなり大量の薬を分娩まで飲まなければなりません。薬の副作用も心配しなければなりません。

3.パルボウイルスはいわゆるリンゴ病の原因となるウイルスで、時々見られるのが、妊娠中、上の子がリンゴ病にかかり、自分(妊婦さん)も感染したのではないかと心配で、抗体検査をしたところ陽性に出て、胎児への心配をするケースです。妊娠中の感染で、まれに流産、胎児死亡を起こす事があります。感染中の症状は、症状がない事もあり、あっても軽く、風邪と区別がつきません。

このように、妊娠前に検査をして、それぞれの抗体を持っている事を確認しておけば、妊娠中の検査で陽性が出ても、なんの心配もせず出産に臨めます。

更年期外来

更年期を迎えている皆さんへ

更年期とは閉経前後5年間の45歳から55歳頃までを言います。卵巣からのエストロゲンという女性ホルモンが減少するため、のぼせ、発汗、不眠、イライラなどの症状が出現し、骨粗鬆症による骨折糖尿病、高血圧、認知症などの病気にかかりやすくなります。

当院の取り組み

ホルモン補充療法

ホルモン療法とは、不足したエストロゲンを補い若さを保ちます。
その効果は次のようなものがあります。

  • 1. のぼせ、不眠、寝汗、イライラなど更年期症状に効く
  • 2. 骨密度を増やし骨折を防ぐ
  • 3. 動脈硬化、高血圧、糖尿病などを防ぐ
  • 4. 皮膚の弾力性を保ちシワを防ぐ
  • 5. 性器の萎縮、乾燥、膣炎などを防ぐ
  • 6. 膀胱炎、尿漏れを防ぐ
  • 7. 大腸癌、胃癌、食道癌を防ぐ など

ソイチェックのおすすめ

ソイチェックとは、体内のエクオールという物質を尿によって検出する検査キットのことです。
エクオールはポリフェノールの一種で抗酸化作用があり老化を防ぐ物質です。また女性ホルモンであるエストロゲンの作用もあり、女性の若さを保つ働きもします。女性は元来卵巣から分泌されるエストロゲンの働きで、若さと健康を保ち、動脈硬化、高血圧などの成人病(生活習慣病)は男性より遥かに少ないのです。40歳過ぎから、エストロゲンの分泌が減少し、次第に骨粗鬆症をはじめとする成人病にかかりやすくなり、閉経後は成人病は男性並みに増加します。
これらを予防するのがエクオールです。エクオールは、豆腐や納豆といった大豆製品を食べると腸内細菌の働きによって、体内で作られます。日本人では約50%の人で産生され、その量はは人によって大きく異なります。健康に有効な量は1日に10mgとされています。その不足分を、当院でも提供しているエクオールのサプリメントで補うと良いと思います。高齢者にエクオール1日10mg、1年間投与すると骨粗鬆症が改善され、骨折の割合が減少したという研究もあります。
是非、ソイチェックであなたの体の中でどれくらいのエクオールが産生されているか調べてみてください。具体的な検査方法は当院スタッフがご説明します。

エクオール(サプリメント)

エクオールは大豆から抽出したイソフラボンという物質から作られた自然食品で、化学的合成物質ではありません。1990年米国の癌学会において日本人は欧米人に比べ、心筋梗塞、乳がん、大腿骨骨折が少ないのは、日本人が大豆製品を多く摂取しているからではないかということから注目され、多くの研究がされてきました。
日本では東京医科歯科大学産婦人科教授 麻生武志先生が長い間多くの研究をされ、医学的にその有効性を証明されてきました。副作用もないことも確認されました。

  • エクオールの効用
  • 1. 更年期症状の改善
    エクオール1日1回10mgを12週間摂取すると、ほてり、発汗、抑うつ、不眠、肩こりなどが改善された。
  • 2. 骨密度の低下を防ぐ
    エクオール1日10mgを1年間摂取することで、骨代謝が改善され骨密度の低下が抑制された。
  • 3. 肌の老化を防ぐ
    エクオール1日10mg以上12週間摂取すると、シワの面積率、シワの最大深さが低下した。
  • 4. メタボリックシンドローム(動脈硬化)への効果
    31歳から77歳の男女49名にエクオール1日10mgを3ヶ月摂取するとHbA1c、LDL、総コレステロール、動脈硬化指数が低下した。

エクオールは摂取から約72時間で、その効果は失われます。エクオールは薬剤ではなく、自然食品エキスの詰まった健康食品ですので長く摂取(食べる)することでこそ効果はより確実なものとなります。

プラセンタ療法

プラセンタは注射液は人の胎盤から抽出し16種類のタンパク質成分を含んだ薬剤です。内服薬(飲み薬)もありますが、内服薬は豚胎盤抽出物です。
1956(昭和31年)に認可された歴史の長い製剤です。これまで膨大な量が使用されていますが、優れた効果を発揮し、年を追うごとに使用量は増加しています。従って信頼して使用して良い製品であると考えて良いと思います。
メルスモンという注射液は、更年期症状には保険適用となっています。週に2~3回、月に15回までが保険適用です。

  • プラセンタの効用
  • 1. ホットフラッシュ(ほてり)、発汗、には3ヶ月~1年で効果を発揮。
  • 2. 冷え、には即効。
  • 3. 動悸息切れ、疲労感、には1ヵ月以内に著効。
  • 4. イライラ、怒りやすい、不眠、うつ状などにも著効。
  • 5. 肩こり、腰痛手足の痛みも1回の注射で著効のことあり。
    と言われています。ぜひお試しください。効果判定に「更年期指数」のチェックをします。注射の際、同意書が必要となります。
漢方治療法

更年期症状に、加味逍遙散や当帰芍薬散など

骨粗鬆症外来

骨密度検査の勧め

女性は40歳過ぎから、女性ホルモンの低下により、急速に骨がもろくなり、大腿骨頸部骨折による寝たきりになりやすくなります。当院では、かかとに超音波を当てる簡単な骨密度検査を実施しており、5分程度で結果が出ます。骨粗鬆症は予防が大切です。40歳を過ぎたら是非受けて、現在の状態を知っておきましょう。骨粗鬆症予防には、閉経後の対応ではすでに遅いとも言われています。
費用は500円+消費税です。ご希望の方は申し出てください。興味のある方はいま少し詳しい資料を差し上げます。