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症状別

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生理の症状

体の症状

生理に関するもの

生理が遅れている
妊娠の可能性があります。環境の変化(引越し、就職、職場の配置換え)、運動、ストレス、ダイエットなどでも遅れる事があります。
ここ1年間くらいの生理の記録を整理してご持参いただくとよりスムーズな診療ができます。
生理が長引く
毎回続く場合は、血液検査による貧血やホルモン検査を行い、低用量ピルを中心にホルモン剤を内服する事があります。超音波による卵巣嚢腫や子宮筋腫の検査も必要となる事もあります。
生理痛がひどい
超音波による子宮内膜症、子宮筋腫の検査が必要です。10歳代の人は将来子宮内膜症が発症するおそれがあり、早めから低用量ピルを飲むと良い場合もあります。
生理の量が多い
貧血の心配があります。子宮筋腫や子宮内膜症が原因の事もあります。ホルモン異常の事もあり、超音波、血液検査などを行い早く治療を始めてください。
生理の前に体や心に不快な症状がある
月経前緊張症という病気が考えられます。漢方薬や低用量ピルで大体はよくなります。受診し相談しましょう。
生理の周期が短い
月経周期が24日以内の場合を頻発月経と言い、貧血にもなりやすくホルモン剤による月経周期の調整が必要となります。
生理がたまにしかこない
月経が2ヶ月以内に来る場合を希発月経、3か月以上来ない場合を無月経として対応します。ホルモン検査を行い、その程度に応じてホルモン治療を行います。妊娠希望の場合は、基礎体温、排卵誘発剤投与も検討されます。
なかなか妊娠しない
基礎体温をつけていただき、超音波検査などで排卵検査をしながら、卵管が詰まっていないか、パートナー(ご主人)の精液検査などを行います。タイミング療法が中心となります。

体の変調に関するもの

不正出血
ほとんどは、生活上のストレスによる軽度の性ホルモン異常が原因で、すぐ回復するものが多いですが、子宮頸がん、子宮体癌、甲状腺異常などもありますので、急いで検査を受けましょう。
急に“のぼせ”たり汗が出る
更年期障害や自律神経失調症が疑われます。簡単な心理テストやホルモン検査などを受けて、原因や程度を調べホルモン剤や漢方薬などで症状を和らげるお手伝いをしています。
お腹が痛い
お熱はありますか?まずクラミジアなど性感染症を疑います。子宮筋腫や卵巣嚢腫なども考えられます。できるだけ早く受診してください。
おりものが多い
痒みはどうですか?カンジダ、トリコモナス、淋菌などの膣炎が考えられます。おりもの検査を受けて原因にあった治療をできるだけ早く受けましょう。
陰部がかゆい、痛い
カンジダ、ヘルペス、毛じらみ、トリコモナス、湿疹など多くの事が想定されますので悪化すると治りにくくなりますので、早めに受診してください。
外陰部に異物が触れる
小さいブツブツであれば、尖形コンジローマ、ピンポン球の大きさでやや柔ければ、子宮脱かもしれません。何れにしてもすぐ受診が必要です。
尿が近い
排尿痛があれば膀胱炎の可能性が高いと考えられます。大きな子宮筋腫があり、その圧迫で頻尿となる事もあります。
尿漏れ
過活動膀胱、骨盤臓器下垂、外陰膣萎縮などにより起こります。原因によって治療が異なります。
陰部が乾燥し痛い
高齢に伴う症状で、萎縮性膣炎を起こしやすく、汚れたおりものが多くなり出血する事もあります。弱い作用の女性ホルモン剤を投与すると良いでしょう。