外回転

当院における骨盤位(逆子)を治す外回転術について

逆子とは?

子宮の中での胎児の正常な向きは頭が下でお尻が上になっています。頭とお尻の位置が逆になった状態、お尻が下で頭が上に来た状態を骨盤位(逆子)と言います。
逆子のままお産をするのは赤ちゃんにとってとても危険です。そのためできるだけ頭位(頭が下の状態)に直しておく必要があります。

外回転と帝王切開のちがい

現在では骨盤位はほとんど帝王切開で出産することになります。一度帝王切開をするとその後の出産は経膣分娩(通常のお産)が難しくなるため、できるだけお腹を切らずに分娩をすることが望ましいのです。
当院では、逆子体操などで治らない場合、外から胎児を手で回転させて頭位に治す外回転を行っています。

逆子体操

外回転術

当院のにおける外回転術

平成8年よりこの技術を導入し、初産婦は62.5%、経産婦は82.8% 成功しています。そのため、外回転を導入する前と後では、逆子による帝王切開が4分の1に激減しました。頭位に治った妊婦さんは全員無事経膣分娩(通常のお産)されています。
現在、骨盤位外回転術を実施している産科施設は、そう多くないのではないかと感じています。
安全確認のため当院で出産する方に限り行っています。